興味を持ってもらえるプレゼンのコツ

興味を持ってもらえるプレゼンのコツ

 

先手必勝の精神

 

先手必勝の精神プレゼンを行うにあたり、話の順番は非常に大切です。
特に興味を持ってもらえるかどうかは、最初に何を話すかにかかってきます。
話の骨組みとして、まず相手が一番知りたいであろう結論を先に述べるというテクニックがあります。
結論はプレゼンする側にとっても一番知ってほしい情報でもあります。
筋道を立てて説明していく方が話し手としては話しやすく、実際にやりがちですが、出だしさえ上手くいけば後は自然と興味を持って最後まで聞いてくれるため、最初に結論を持ってきた方が結果的に話しやすくなるでしょう。

 

 

 

興味を引く話し方のコツ

 

相手に声を掛けられる際、自分ならどのような言葉を掛けられたら興味を持つかを考えてみて下さい。
興味を惹かれる要素は、友人と会話をするときもプレゼン時においても変わりません。

1.自分自身についての問いかけ
「あなたは○○ですか?」と問われれば、例えそれが本当にその通りではなくても、「そうだろうか?」と考えさせることができます。
こちらの提示に対して何らかのアクションを起こしてもらうことができれば、興味を引くことに成功していると言えます。
少なくとも、聞き流されることはないでしょう。

2.お得な情報・損な情報を提示する
人は、自分にとって利益になる情報は取り入れようとするものです。
結論を先に持ってくるプレゼンにおいては特に、相手にとって一番役に立つ情報で興味を引くと良いでしょう。
反対に、損になる情報にも非常に興味を持ちやすいと言えます。
人間の心理としては、利益になることもよりも損失を回避する方を取る傾向にあるため、利益だけを強調するのではなく不利益となる情報も提示すると良いでしょう。

3.新しさを意識する
自分に全く関係のないことでも、流行や噂には耳を傾けたくなるものです。
それは、自分にとって聞いたことがない新情報だからです。
プレゼンの場合にも、今までに聞いたことがないような新情報ならば興味を惹きやすいでしょう。
また、世間の流行に乗っているのならばそれを強調するのも一つの手です。
流行の最先端と言えば耳当たりも良く、流行に乗りたい潜在意識をくすぐります。

4.内緒話として話す
誰でも開示されていない情報は知りたくなります。
特に、「あなただけに教えます」「これから話すことは秘密にしてください」と言われれば、続きが気になって仕方がない状況を作りだすことができます。
プレゼンで取り入れる際は、少し通常の声のボリュームを落として話すのもコツです。

 

興味を引く話し方のコツ

 

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